テレビCMでもお馴染みのtrivagoトリバゴ。
トリバゴを利用して宿泊施設や旅行の手配を行った場合、出張経費精算や利用付帯の海外旅行保険適用のために領収書や搭乗証明書を取得する方法について知りたい方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
出張用の領収書を発行できないからトリバゴは危ない,怪しいのでは?という口コミ評判もありますが、そもそも全くの筋違いで論点がずれています。
トリバゴは宿泊施設の価格比較サイトであり、個人情報を一切保持することはありません。
200を超えるパートナーサイトからの仲介手数料で運営されています。
宿泊施設の予約確認通知メールはパートナーサイトから問題なく届きます。
もし仮に予約確認メールが届いていない場合は、パートナーサイトのマイページから問い合わせすれば速やかに対応してもらえます。
一例として、agoda(アゴダ)は24時間対応の日本語電話カスタマーサポートもあるので心強いです。
トリバゴを経由したパートナーサイトの領収書および各航空会社の搭乗証明書、予約明細の発行方法について詳しく説明します。
トリバゴ領収書の発行方法。インボイスへの対応
トリバゴはあくまで予約仲介サイトのため、領収書を発行するのはパートナーサイト(ブッキングドットコム、agoda、エクスペディア等)になります。
シンガポールに本社を置くagodaを例にとると、インボイス(的確請求書)領収書発行には対応しない旨明確に記載されています。
対して、国内の旅行予約サイト(JTB、日本旅行、るるぶトラベルなど)経由での予約だとインボイス領収書(登録番号:T+13桁の法人番号,適格簡易領収書)が発行可能です。
社内規定でインボイス発行が必須の方は、宿泊料金の安さだけで決めずに日本のインボイス事業者であるかを必ず事前確認した上で予約購入しましょう。
東証プライム上場のエアトリの場合、初回から使える各種割引クーポンとホテルセット割を併用したらトリバゴ経由で提示された価格よりも安く予約購入できました。
以下、agodaのインボイス制度への対応についてまとめられています。
簡潔に言うと、インボイス発行はagoda側では行わない(物理的に行えない)ので日本の宿泊施設が自主的に行ってくださいねという意思表明になります。
日本国税庁のインボイス制度とは何ですか? (日本の宿泊施設向けページ)
インボイス発行の可否について、海外本社と日本本社の旅行予約サイトに分けてまとめました。
- 日本国内の宿泊施設を予約購入する場合・・・現地宿泊施設での直接支払い時のみインボイス発行対応可能。オンライン上で決済した場合は対応不可なので要注意。
- 海外の宿泊施設を予約購入する場合・・・いかなるケースでもインボイス発行不可。
例えば、どうしても日本の宿泊施設をExpediaやAgodaで予約したいがインボイス領収書も欲しい方は、オンライン上では予約のみで宿泊施設で宿泊代を現地精算することでのみインボイスが発行されます。
ただ日本の宿泊施設の場合、楽天トラベルやじゃらんがポイント還元率などを考慮すると割安なのでそちらで直接予約購入したほうが話が早いのも事実です。
- 日本国内の宿泊施設を予約購入する場合・・・オンライン決済、現地支払い共にインボイス発行対応可能。
- 海外の宿泊施設を予約購入する場合・・・オンライン決済時のみインボイス発行対応可能。現地支払いはインボイス非対応なので要注意。
1. トリバゴの予約確認メールを確認する
トリバゴで宿泊施設を予約すると、パートナーサイトから予約確認通知メールが送られてきます。
このメールには予約に関する詳細情報が含まれており、電子領収書の発行に必要なリンクや手順も記載されています。
2. 宿泊施設に直接連絡する(現地精算の場合)
トリバゴは宿泊施設の比較サイトであり、実際の予約はトリバゴを通じてパートナーサイトで行われます。
国内宿泊施設で現地精算をする場合は、領収書の発行は宿泊施設自体に依頼することが一般的です。
予約確認メールに記載されている連絡先情報を使用して、宿泊施設に直接連絡し、領収書の発行を事前に依頼しておくとスムーズです。
海外宿泊施設で現地精算をする場合も領収書は発行してもらえますが、インボイス発行はされません。
3. トリバゴのサポートにパートナーサイト問い合わせ窓口を教えてもらう
もしどこに問い合わせしたらよいかわからない場合、トリバゴのカスタマーサポートに問い合わせたらパートナーサイトの具体的な問い合わせ窓口を教えてもらえます。
トリバゴのウェブサイトまたはアプリからサポートセンターにアクセスし、領収書の発行方法について問い合わせを行います。
トリバゴ搭乗証明書の発行方法
搭乗証明書の発行は領収書とは異なり、パートナーサイトではなく直接航空会社のホームページ経由で発行、またはメールなどで問い合わせする必要があります。
提携航空会社のマイレージ加算についても自動加算でない場合もあるため、忘れずに行っておきましょう。
1. 航空会社のウェブサイトで確認する
搭乗証明書は通常、航空会社が発行します。トリバゴを通じてフライトを予約した場合でも、実際の発券は航空会社によって行われます。
航空会社の公式ウェブサイトにログインし、予約管理ページから搭乗証明書をダウンロードできます。
2. 航空会社のカスタマーサービスに問い合わせる
オンラインで搭乗証明書を取得できない場合は、航空会社のカスタマーサービスに直接連絡することが推奨されます。電話やメールで問い合わせを行い、搭乗証明書の発行を依頼します。
同時にマイレージ加算対象のフライトで、まだ加算されていないのであればその旨を伝えましょう。
3. パートナーサイトのサポートに問い合わせる
トリバゴ経由でフライトを予約し、搭乗証明書の発行に関して航空会社のどの窓口に問い合わせすればよいか不明な場合はまずパートナーサイトのサポート窓口に聞くこともできます。
予約番号や個人情報を提供することで、適切な航空会社の問い合わせ窓口を教えてくれます。
トリバゴ各種証明発行に関するよくある質問
トリバゴで領収書が発行できない場合の対処法
トリバゴで領収書を発行できない場合は、まずパートナーサイトや宿泊施設に連絡してください。それでも解決しない場合、トリバゴのサポートセンターに問い合わせると良いでしょう。
搭乗証明書を紛失した場合の対応
搭乗証明書を紛失した場合は、再度航空会社のウェブサイトからダウンロードするか、航空会社のカスタマーサービスに連絡して再発行を依頼してください。
領収書や搭乗証明書の電子版と紙版の違い
電子版の領収書や搭乗証明書は、いつでも簡単にダウンロードして印刷できるため便利です。一方、紙版を希望する場合は、宿泊施設や航空会社にその旨を伝えると郵送してもらえることがあります。
まとめ。トリバゴは危なくない
トリバゴを利用して予約した際の領収書や搭乗証明書の発行方法について解説しました。
結論トリバゴは危なくなく、基本的に不明点がある場合はパートナーサイトや宿泊施設・航空会社に直接問い合わせることが重要です。
何か問題が発生した場合は、トリバゴサポート(トリバゴヘルプセンター)を利用して解決を図りましょう。