タイバンコクを拠点とした旅行で必要な持ち物と事前準備についてまとめました。
バンコク経由だとパタヤやホアヒン、プーケットやチェンマイなどタイ各地へのアクセスもしやすいです。
日本人の30日以内の観光を目的としたタイ渡航はビザは不要ですが、色々と準備しておくと便利なものがあります。
ツアーや交通手段などをお得な価格で事前予約できるKlook(クルック)はアジア旅行の守備範囲が非常に広いです。
日系の旅行会社と比較してもコスパが高く割引クーポンも多数あり使いやすいサービスです。
国際線航空券
なによりまず必要なものが航空券の予約購入。
Eチケットや航空券のコピーをプリントアウトしておくと、空港でスムーズにチェックインできるため便利です。
オンラインチェックインが可能な航空会社は、出発時刻の24時間前からできる場合が多いです。
事前にスマホやパソコンでオンラインチェックインしておくことでチェックイン待ち時間が短縮され、ラウンジ滞在時間をより長くとることができます。
オンラインチェック時に同時に事前座席指定をしておくことで、長時間のフライトも少し快適に過ごせます。
日本からの直通便でも6~7時間はかかるので、トイレが気になる方は通路側の座席指定をするのがおすすめです。
日本語電話カスタマーサポートのあるエアトリでは出発前日までマイページ上で事前座席指定ができました。
また、フライトの遅延やキャンセルの情報をリアルタイムでチェックするために、航空会社のアプリをスマートフォンにインストールしておくのもよいでしょう。
パスポート
帰国予定日から少なくとも6ヶ月以上の有効期限があるか必ず確認しましょう。
渡航自粛期間が数年に渡り続いていたので、いつの間にか失効していたという方も少なくないと思います。
利用の諸条件があるオンライン申請ではなく、パスポートセンターでの発行申請の場合は受付は平日のみとなります。
平日でもとにかく混雑するので朝イチ午前9時前後に到着目標で行くのがおすすめです。
海外旅行保険
海外旅行保険はケガなどの補償はもちろん、荷物の紛失や航空機出発遅延にも対応してくれるため安心して旅を楽しめます。
問題が発生した場合には、保険会社に連絡することで迅速な対応を受けることができるので、その連絡先となる電話番号も把握しておくことが重要です。
ちなみに海外旅行好きの中でも利用者の多いマリオットボンヴォイの利用付帯保険の場合、東南アジア地域を統括するシンガポールの問い合わせ連絡先がフリーダイヤルではありません。
タイの場合は30分間の無料通話付きSIMがかなり格安で販売しているのでかなり恵まれています。
次項目に詳細を記載しています。
PDFデータや紙に証券を印刷して、有事の際に備えましょう。
利用付帯か保有付帯か事前確認必須
また、カード付帯の保険が利用付帯か、保有付帯かも事前に必ず確認しましょう。
全く話が変わってきます。
利用付帯は大まかにいうと、旅行航空券やホテルなどの代金を該当のカードで支払いした場合に補償が適用されるものです。
現地到着後、鉄道市場や水上マーケット・アユタヤ遺跡などのオプショナルツアーの支払いを該当カードで行った場合は、補償対象になるケースとならないケースが各カード会社によって異なってきます。
公式サイトを見てもよくわからない場合は、カード会社のカスタマーサポートに問い合わせしてみましょう。
対して、保有付帯というのは読んで字のごとく持っているだけで海外旅行保険の補償対象となるものです。
保有付帯のカードは楽天プレミアムカードや、ライフカード〈旅行傷害保険付き〉などかなり数が限られてきます。
エポスカードも2023年秋に利用付帯になったので、1年ぶりの海外旅行を計画されている方は要注意です。
お手持ちのカード海外旅行保険の最新情報を事前にキャッチアップしておきましょう。
筆者の場合はマリオットボンヴォイ保険のみでは少し不安だったので補償追加をしました。
SIMカードとRabbit card交通系ICカード
タイでは大手キャリアの5G回線SIMカードがかなり安く(利用期間10日間で700円台)、複数国をまたいだ旅行する予定がないのであればe-SIM利用はかなり割高になってしまいます。
True5GのSIMは通話もネット通信も全く問題なく日本と同じように使えました。
リゾート地も含めて幅広いエリアで5G回線を利用できます。
SIMカードとバンコク市内を便利に移動できるRabbit Card(交通系ICカード)は出発前に事前オンライン購入しておくと、まとめて現地のKlookカウンターで受け取ることができます。
SIMの初期設定もKlookのスタッフさんが全て行ってくれるので安心です。
バンコク空港情報
タイバンコクには2つの国際空港(スワンナプーム(BKK),ドンムアン(DMK))があります。
日本からの直行便はスワンナプーム着でも、チェンマイやプーケット便はドンムアンに行く必要があったりするので、どちらの空港情報も事前に一度確認しておくことをおすすめします。
スワンナプーム国際空港での時間潰しについては以下記事に。
どちらもラウンジが充実しています。
スワンナプーム国際空港の場合は、かなりの数のラウンジがあります。
コーラルラウンジ(The Coral Lounge)など、シャワー休憩利用ができるラウンジに絞ってまとめています。
スワンナプームからドンムアンまでは、双方から無料シャトルバスが出ています。
当日もしくは翌日の航空券(eチケット可)の提示が必須で、バス乗り場で見せる必要があります。
スワンナプームからホアヒン、パタヤなど各リゾート地への有料直行バスもあります。
暑さと冷房対策
タイの暑さ・冷房対策も行いましょう。
Tシャツやショートパンツ、クロックスなどのサンダルがあるとリラックスできます。
現地到着後、実際の気候を見つつバンコクアソークなど繁華街周辺で通気性のよいタイパンツを現地調達するのもありです。
ナイトマーケットなどで買うよりはるかに長持ちする高品質のものが買えます。
ショッピングセンターなどでは冷房がかなり効いています。
薄手の長袖シャツやカーディガンがあると重宝するから、一枚忘れずに持っていきましょう。
タイの天気は予測が難しいこともあるため、急な雨に備えて折り畳み傘やカッパを持っていくこともお勧めです。
バンコクナイトマーケット情報
バンコクには数多くのナイトマーケットがあります。場所によっては週末のみ開催しているところもあります。
効率的にナイトマーケット巡りするために、事前に交通手段や見どころを確認しておきましょう。
バンコクの定番マーケットであるチャトチャックマーケットでは一部の店舗で金曜夜の営業を行なっています。
ビーチアイテム
パタヤやホアヒン、プーケットなどのビーチリゾートで滞在する予定があるなら、水着やサンハット、サングラスは必須です。
バンコク市内のみ滞在でも街歩き時の帽子はあったほうがよいです。
SPF50の日焼け止めも忘れずに持って行って、タイの強い日差しをしっかりブロックしましょう。
タイのビーチは世界でも有名で、クリアな水と白い砂が魅力的です。
ビーチでのんびり過ごすだけでなく、シュノーケリングやダイビングで美しい海中景色を楽しむこともできます。
虫対策
タイに限らず東南アジア諸国全般に言えることですが、虫除けスプレーはかなり重要です。
100ml以下なら機内持ち込みもできるので、100均などでミニボトルを準備していくつか小分けしておくと便利です。
空港からホテルまで途中街を歩く必要がある場合はかならず空港内でスプレーをかけて対策していきましょう。
変換プラグと変圧器
タイには複数の電源プラグがあり、日本と同じAタイプの電源プラグもあります。
スマホ複数台とパソコンを同時に充電する場合を想定して、三つ叉の「B3タイプ」、丸い棒が入る「Cタイプ」の変換プラグを持参するとより安心です。
100~220Vの国際規格にあったものでしたら変圧器は必要ありません。
スマホやPC、一眼レフカメラなどは変圧器必要なしに該当するものがほとんどですが、気になる方は事前にメーカーホームページを確認しましょう。
変圧器が必要なものとしては日本製アイロンやドライヤーなどがありますが、変圧器を使ったから絶対壊れないというものでもありません。
現地のものを使用されることをお勧めします。