タイバンコクBTSラビットカードで時短移動。購入チャージ払い戻し方法

タイバンコクラビットカード使い方

BTSラビットカードとはタイのバンコクにおける電子決済システムで使われる、プリペイド交通系ICカードのことです。
バンコクのBTSスカイトレイン全路線と一部MRT路線を1枚で巡れる便利なタイ版SuicaPASMOです。
バンコク市内にあるスタバやマック、吉野家での飲食にも利用可能です。

Klookサイトで200THB分チャージされたラビットカードを事前にオンライン購入しておくと、スワンナプーム国際空港4階出発エリアにあるKlookカウンター、もしくはサイアムのセントラルワールドでSIMカードと一緒にKlook限定デザインのラビットカードを受け取ることができます。

バンコク旅行での切符購入行列に並ぶ手間暇やストレスを大幅にカットし、観光や仕事に集中できます。
Klook初回利用限定の5%割引クーポンも利用できるので現地で買うよりお得です。

\ チケット購入時間を短縮 /

2024年12月31日までデータ容量無制限アップグレード中のTrue5G SIMカードと一緒に受け取りました。
True5Gはタイの通信回線業界最大手の企業です。

Klook公式アプリのQRコードを見せるだけだったので、Klookカウンター滞在時間はわずか2分でした。

Klookラビットカードカウンター
Klookラビットカードカウンター

またセントラルワールドやマーブンクロンセンター (MBK)などのショッピングモールにあるフードコートでの支払いなどにも利用できます。

またタイの電話番号登録など必須条件が多いため旅行者はあまり関係ありませんが、ラビットリワード(Rabbit Rewards)というポイントも乗車数に応じて貯まります(1乗車1ポイント)。
バンコク駐在で対象路線のBTS・MRTで毎日通勤している方は、平均して年に数十バーツ分ポイントが還元されているようです。

目次

BTSラビットカードはklook事前購入が便利・現地での受け取り方法

SIMカードと同様に、Klook公式アプリに購入履歴が全て掲載されているのでそれをKlookカウンタースタッフに見せればすぐにチャージ済みのラビットカードをもらえます。

  • Klook公式サイトで出国前に購入
  • Klook公式アプリをインストール
  • アプリにログインし、購入履歴(バウチャー番組)を確認
  • バウチャー番号(QRコード)をKlookカウンターで提示
  • ラビットカード受け取り完了
klook voucher
klook voucher

BTSラビットカードのチャージ方法

受け取り時のチャージ額200THBのみだと最短で1日以内に使い切ってしまう恐れがあるため、必要に応じてBTS各駅の窓口で現金にてチャージする必要があります。

繁華街のアソークやサイアムは数人待ちでしたが、滞在していたトンローでは毎回待ち時間なしでチャージできました。

初回チャージ時にサイアムで一度パスポートを提示したのみで、その後は特にパスポートの提示もなく現金を提示してまとめて一括チャージできました。

BTS窓口の方々は、以前バンコクを訪れた時より格段に優しい対応になっているなとなぜか嬉しくなりました。
昔はもっとツンツンした印象だったのですが、かなり時代の移り変わりを感じました。

SuicaPASMOなど日本の交通系ICカードと比較して、ラビットカードはタッチしてから改札ゲートが開くまでワンテンポゆっくりです。
そのスピード感にも慣れていきましょう。

ラビットカードチャージは駅窓口で
ラビットカードチャージは駅窓口で

【保存版】ラビットカードで乗車できるBTS・MRT・BRT一覧2024最新

ラビットカードで乗車できるのはBTSだけでなく、一部MRT路線も対象になっています。
ARLエアポートレイルリンク(スワンナプーム空港からバンコク市街地に出る路線)は対象外です。

一例を挙げると、バンコク新定番スポットのジョッドフェアーズナイトマーケット(アナザースカイでHIROさんが訪れていた夜市)にアクセスできるMRTブルーラインなど意外な都心部の路線がラビットカード対象外など盲点があるのも事実です。

ただしラビットカード対象外のMRT路線は、楽天カードやエポスカードのタッチ決済(VISA,Master)を活用して乗車できるのでご安心ください。
ラビットカードとクレカの複数枚持ちでバンコク市内各所の電車移動がかなりスムーズになります。

ARLの切符は以下の黒いコイン型になります。
改札にカードをタッチしている黄色背景の絵がありますが、これはプリペイド式ICカードのスマートパス(Smart Pass)というラビットカードとは全く別物でARLのみでしか使えません。

2010年代半ばには、交通共通カードMANGMOOM(メンムム)というARLを含む全路線をカバーを目的としたカードが少し流行りましたが、そもそも海外旅行客は作成できないのと、10年経過後もBTSは利用不可・MRTは一部路線のみ利用可とあまり役割を果たしきれていません。

ARLの切符
ARLの切符
エアポートレイルリンク改札
エアポートレイルリンク改札

つまり、完全に1枚で全路線をカバーしきれているカードは2024年時点ではありません。
システム統合など色んなコストもかかるのだと予想されます。

そんな中、バンコク現地在住の方はラビットカードの保有率が一番高いです。

最初はどこまでラビットカードが使えるのか理解把握するのに時間がかかったので、同じように今後バンコク観光・主張を予定している方向けに以下にまとめました。

ラビットカード対応BTS路線

バンコク都心部を走る2つの主要路線とタイ初のモノレールBTSゴールドラインが対象路線です。

  • BTSスクンビット線
  • BTSシーロム線
  • BTSゴールドライン

世界有数の豪華ショッピングモールであるアイコンサイアムICONSIAMにご家族連れで行くのにBTSゴールドラインは便利です。

水上マーケット観光気分を味わえるアイコンサイアムフードコート(スークサイアム)は必見です。

2030年には新路線BTSグレーラインが加わる予定です。
トンローからARLまでの乗り換えが楽になりそうですね。

ラビットカード対応MRT・BRT路線

2023年以降に運行開始したMRTの2路線がラビットカード対象路線となっています。

イエローラインを使って、おしゃれで洗練された雰囲気のシーナカリン鉄道市場ナイトマーケットにも行くことができました。

新路線はメンテナンスなどで不定期で終日運行休止になることもあるので、必ず対象路線の公式ホームページやX(twitter)で運行状況を確認しましょう。

その他、観光利用が多いチャオプラヤツーリストボートも対象となっているのはありがたいですね。

2024年9月から運行開始した100%電気エネルギーで動くBRT-EVも対象となっています。
もっとも10月までは無料運行なので、実際ラビットカードを活用できるのは11月からになります。

【要注意】エアポートレイルリンク(ARL)とSRTはラビットカード非対応

2024年時点でラビットカード非対応路線は以下の通りです。

  • ARLエアポートレールリンク
  • MRTブルーライン
  • MRTパープルライン
  • SRTレッドライン

ドンムアン国際空港にアクセスできるSRTレッドラインも非対応ですが、クレカタッチ決済(Visa,Master,JCB)でカバーできます。
MRTではJCBが使えないのですが、2021年開業のSRTレッドラインにはJCBはばっちり対応してくれました。

ドンムアン空港発の航空券(eチケット)があればスワンナプーム国際空港発の無料シャトルバスなど他の交通手段を選択することもできます。

今後対応路線変更があることも予想されますので気になる方はラビットカード公式サイトをご確認ください。

Klookラビットカードの払い戻し方法。パヤータイ駅に行く必要あり、非推奨

BTSスクンビット線Phaya Thaiパヤータイ駅改札を出て1番出口に向かう途中にあるKlookサービスセンターで払い戻しができます。

Phaya ThaiパヤータイKlookサービスセンター
Phaya ThaiパヤータイKlookサービスセンター


ARLエアポートレールリンクの始発駅でもあるため、ここで全部払い戻して最後は現金購入(45THB)でスワンナプーム国際空港に行きました。

2年の利用期限を過ぎると現金チャージ分が失効してしまうのを事前に確認していたのと、ARL乗車券購入の小銭が必要だったので払い戻ししましたが、後々考えると残高からカードデポジット代50THBを支払うこととなりあまり得策ではなかったかなと感じました。

Klookスタッフの方は気を使ってくださり、本当に払い戻しでいいのか2度確認してくれました。。

次項に記載しているように、払い戻しではなくギリギリ端数までスワンナプーム国際空港で使ってカードはお土産として持って帰る方が旅の思い出にもなって良いかなと思います。

よほどのことがない限り、払い戻し(カード返却)はおすすめしません。

【おすすめ】Klookラビットカードを払い戻さず、スワンナプーム空港で使い切る方法

スワンナプーム国際空港のARL改札口を出て少し歩いたところすぐにローソンがあるので、そこでお菓子やお土産などで使い切るのが一番賢い方法なのかなと改めて実感しました。

次いつバンコクを訪れるかわからないからとパヤータイ駅Klookサービスセンターで特に深く考えず、カード発行手数料分100THBにプラスしてわざわざデポジット50THBを追加献上して払い戻しした失敗後に気づきました。

ぜひ今後バンコクではじめてラビットカードを使われる方はスワンナプーム国際空港内の対象店舗でギリギリまで使い切ることを強くおすすめします。

スワンナプーム国際空港内にはラビットカードが使える店舗が多数あります。
ラーメンや和定食などの日本食レストランも数多く対象になっています。

rabbitcardが使える店舗一覧

アソーク近辺に宿泊されている方はターミナル21の地下階にツルハ店舗があるのでARL駅までの交通費だけ確保して、残りはタイ限定コアラのマーチなどの定番お土産を買うのもありかもしれません。

チャージ分は2年以上経過すると使えませんが、次にバンコクに来る際に再度カード発行手数料はかかりません。
旅の土産として、Klookオリジナルデザインのラビットカードを持ち帰りましょう。

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